九州バルカー株式会社
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INTERVIEW 02

検査の力で当社のブランド力を高めたい

Y・T/2007年入社
品質管理課検査係 リーダー

Chapter 01

1ミリ単位に注意を払い、品質を守る最後の砦となる

高校生の頃に情報処理を勉強していたこともあり、事務関係の仕事を希望して当社に入社しました。入社後は検査係に配属となりましたが、それから15年以上、やりがいを感じながら仕事に従事しています。検査係の仕事は、大小さまざまな製品を実際に目で見て、問題ないかを確認することです。小さなものは1㎝に満たないため、1ミリ単位で注意しなければなりません。人による目視検査と機械での画像検査を併用し、一つひとつ丁寧に確認しています。
検査係全体としては、製品の寸法を測る人や外観を検査する人などそれぞれ担当があり、一人ひとりが役割をもって業務にあたっています。私たちの仕事は、お客様に製品を届ける前の最終チェックをする仕事。製品への評価に直結するため、当社の最後の砦として使命感をもって日々の仕事に取り組んでいます。

Chapter 02

リーダーとして、検査係の仕事の舵を取る

現在は検査係のリーダーとして、約20名のメンバーをまとめる管理業務にあたっています。リーダーの重要な役目の一つに、不良製品をせき止められなかった万が一の場合の、原因究明業務があります。大抵の場合、不良の見落としは注意力が低下していた中で起こるミスなので、その原因を探るのは難易度の高い業務です。まずはその作業を行った検査員に当時の状況や手順などを事実確認し、これまでの経験をもとに原因分析をします。
原因究明後はただ注意するだけでは根本の解決にはつながらないので、なぜそれが起こってしまったのか・次に同じミスを起こさないためにはどのように作業すればよいかを一緒に考えて、改善に向けて奮闘しています。
また、進捗管理も私の大事な仕事です。お客様の希望通りに納品できるように調整するのですが、短納期の案件をこなすのはなかなか骨が折れます。検査を急かしてしまうとミスが発生する危険性が高まるので、適材適所の人員配置でいかにコントロールするかが私の腕の見せ所です。

Chapter 03

品質を守り、バルカーのブランド力を高めたい

検査係のリーダーとなったことで、自分の作業だけではなく、検査係全体を見渡した行動が必要となりました。日々メンバーの様子を気にかけ、いつもと違う様子が見受けられれば声を掛けるようにしているため、周りを見る力がついたように感じます。たとえ私が気づけなかったとしても、作業員同士で声を掛け合ってくれるので、チーム内で協力しながら業務に従事できていると感じます。年齢層は幅広いですが、みんなフレンドリーなので先輩や上司であっても気軽に話しかけられます。それは他部署の方も同じです。毎日の会議で他部署の方々とかかわるのですが、みなさん気さくで相談しやすい方ばかりです。実際会議の場でも、自分が抱える課題を共有することで、製品の品質をより良いものにしていくためのアドバイスを貰えます。検査係が製品の品質を守ることが、バルカーのブランド力を高めることに繋がります。自分の判断が会社全体の評価にまで影響するという誇りを抱きながら、今後も当社の品質向上に貢献していきたいですね。